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第9期生 - 山下 祐作 (Florida Air Academy) |
| 自分になるために 自分が一体「何」なのか? そんなことを、ふと考えたことありませんか? |
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中学生の頃から漠然と抱いていた夢。それが自分の理想とする「己」だと信じ、僕は夢を追い続け、夢への第一歩としてこの「インター・パシフィック・ハイスクール・ジャパン」(以下IPHJ)へ入学を希望しました。自分の夢を実現させるために「英語」は絶対に必要なものだったからです。正直言って、中学校の英語の授業は、僕にとってまったくどうでもいいものでした。 |
それよりも、留学経験のあった英語の先生が、留学とは一体どんなものか!?どんな経験をし、アメリカとはどの様な文化を持ち、どの様な国なのか?授業が終わるまでの最後の5分間、事細かに体験談を毎回聞かせてくれたのが非常に印象的でした。そんなことから「留学」へのきっかけをつかみ、IPHJを経て、海外へ飛び出して行ったわけです。 |
| アメリカという国で生活して強烈に印象付けられたのが、「自分」がアメリカ人の言う黄色い肌、黒い色の目、髪を持つ、アジアのどっかにある英語を喋れない日本という国から来た人間であるということです。それまであまり自覚していなかった事ですが、日本という国を一歩出れば、誰から何を言われても自分は「日本人」だということ。「僕は日本人です」という言葉を頻繁に使い始めることとなって初めて、また、自分の生まれ育った国にいた時よりも外国というところに出て行って初めて、自分が日本人であることを強く自覚させられました。 |
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通った高校は、未だに多少人種的な差別、偏見の残る地域で、自分も少なからず差別を受けました。野球の試合で投手としてマウンドに立っていた時のことです。数人のアメリカ人に日本人という事で罵声を浴びせられた事もあります。そのときは泣きたいほど悔しい思いをしましたが、そんな中「気にすることないよ」と言葉をかけてくれたのもまたアメリカ人のチームメートでした。そのような様々なことをこの国で経験していくうちに「己」という物が「何」であるのか、段々と自覚していくようになりました。「国籍」という観念からではなく、「自分」という一人の「己」として。 |
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ここ最近、ようやく落ち着いて自分自身について考える時間を持てるようになりました。IPHJを出てからわずか6年の短い間ですが、振り返ってみると数え切れないほどいろいろな経験をしてきました。そのほとんどが日本でただ生活し、学校に行くだけでは経験できなかったことばかりです。ここで積み重ねてきたことは、少なからず自分自身の肉となり、血となり、そして「己」を形成するいろいろな要素になってきたとおもいます。これが、今自分を「自分」として見られる自信につながっているのかもしれません。 |
しかし、これからの進路、方向性、夢の実現などに対する不安が全く無くなったわけではありません。でも、自分自身の位置づけが出来ていれば、無闇に大きな不安を抱くことはないと思います。まだ不十分ですが、自分が「何」なのか、そして「誰」であるかを、この「留学」から得られたことは、自分にとって非常に大きな収穫であり、力となっています。 留学の機会を与えてくれた両親、そして支えてくれたIPHJの方々にはとても感謝しています。 |
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高校留学・アメリカンスクールIPHJ
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