山下 祐輝 - 12期生 (TASIS England)

 僕は今、イギリスにあるタシス・イングランドというアメリカンスクールに留学中(11年生)です。きっかけは、“やはりこれからの時代は、英語が必要になるだろう”と考えたからです。ここに来てから一日中英語の環境に“つかる”という事で、英語の能力は飛躍的に上達しています。嘘のようなホントの話ですが、日本語の使い回しがおかしくなって、日本語を“忘れかけているのではないか”と家族に指摘された事もあります。

 ただ授業についていくには、会話で使う単語に加えて各教科で使われる単語を知っていないと大変です。僕の留学先には多くの日本人がいるのですが、授業についていくことが大変な人もいて、もしIPHJでの1年余りの準備期間が無かったなら、高校から留学するなどと言うことはほど遠いものだったと、今になって思います。

 IPHJに入るまで海外経験が全くなかった僕にとって初めの頃は、文化やライフスタイルの違い、学校のカリキュラムの違いなど、かなりの戸惑いがありました。しかしIPHJにいた間に学んだことや、月井先生の適切なアドバイスによって何とか乗り越えてきました。

 特に、僕の両親は英語があまり得意ではないので、ケアシステムで留学先とのやりとりがスムーズにできるのは本当に心強いです。自分一人で海外に旅立ち、しかも留学するということは決して簡単な事ではないのですが、日本にいては出来ない経験が出来、違う文化や生活習慣に触れられるので、すばらしいことだと思います。


〇ケア担当者からの一言
私は祐輝がIPHJに入学してきた時、「子供らしくないな」という印象を受けました。興味の対象が、同年代のそれとは大きくかけ離れていたのです。日本の自立していない学生達に混じれば、ただの「変わり者」かもしれません。しかし、欧米では他人と違うことにその人間の価値を見出します。彼こそ留学すれば「水を得た魚」のごとき大活躍をするだろうと確信していました。彼はいわゆる作文のような主観的表現よりも客観的文章に長けています。私の授業でも私とは異なる政治感・歴史観を持っており、なおかつそれを主張できるだけの知識とポリシーも持っています。私は意見のバランスを取る意味で祐輝のまとめた資料を授業に採用させてもらったことも時々ありました。当初祐輝はアメリカへの留学を希望していましたが、彼の能力・性格を検討し、一度ヨーロッパの歴史観や価値観を肌で感じた方が彼の将来の為に良いのではないかと思い、イギリスのTASIS ENGLANDを薦めました。IPHJを主席で卒業した祐輝ですが、TASIS ENGLANDでもHighest Honorになりました。学生新聞の編集委員になり、さらに自身のメルマガも発信しています。これからも海外でどんどん活躍してほしいものです。

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